2021.07.08
『自然花(じねんか)』さんへ行ってきました。
7/5日(月)福祉委員会にて、委員6名でNPO法人「自然花」さんに視察にお伺いしました。
ここに施設を開設してから12年経つということで、GCとはここ10年くらいのお付き合いだそうです。(枕崎漁港を通してや、おまつりの野菜提供など)
現在は職員4名で運営されています。
代表の大脇さんは、児童養護施設で長年勤務されていましたが、いろいろな子どもを見てきた中で、これは親から一緒にケアしていかなければならないと感じ、なかなか着手するのも大変な事業でしたが、ご自分で立ち上げ、今もいろいろな活動の中の、親子ふれあい体験事業を一番重視されていると話されました。その他、一時預かり事業、相談事業、子育てサロンや年2回ほどのおまつりなどもされているそうです。
他にもスクールソーシャルワーカーとして、学校へも出向き、今現在12件ほどの案件を抱えてらっしゃるとこのとでした。
この枕崎木口屋地区はお年寄りが多く過疎地域だったのですが、
いろいろな協力体制もいただきながら、催しにはお年寄りのお得意なことを教えて頂いたり、持ちつ持たれつの関係を築き、いまでは高齢化率も少しずつ下がっているそうです。
しかし、なんといっても資金繰りが大変で、人を欲しいが人件費も払いきれないという現状もあり、クラウドファンディングや企業からの支援、県、市などいろいろな制度を利用しながらギリギリのところで支援を続けています。
GCからも2度100円基金の助成を受けています。
お庭の方を見学し、立派な(アメリカの大草原の小さな家に出てきそうな)ツリーハウスがあって、これも県の木づかいプロジェクトに応募し、厳選な審査に通って、デッキの新設と階段の補修をしてもらったとのことで、私達も上まで登りましたが、とても涼しく居心地が良かったです。
その他、遊具やブルーベリー園、宿泊施設等も見せていただき、築120年の古民家を改築して1家族2000円で、田舎の宿泊体験ができるとのことで、委員さんからも子どもをぜひ連れて遊びに来たいと声もあがりました。
GCでも、子育て支援に力を入れて行く中で、今回福祉委員会一部の少ない人数の視察でしたが、このような施設が近くにあり、少ない資金の中で、工夫して素晴らしい支援活動を続けていらっしゃる施設を知ることができました。
皆さんも夏休み近いので遊びに行って、ぜひ施設をご利用ください❣️
福祉委員会
福祉ってなんだろう?
福祉は、私たちが生活する全てにおいて関わってくる大事なものです。暮らし、子育て、介護のこと、なかなか日々忙しくて、ゆっくり考える時間もない私たちですが、そんな福祉について、みんなで楽しく学ぶ委員会です。